それゆえ、わたしは彼らに向かって、 ししのようになり、 ひょうのように道のかたわらに潜んでうかがう。
わたしはエフライムに対しては、ししのようになり、 ユダの家に対しては若きししのようになる。 わたしは、わたしこそ、かき裂いて去り、 かすめて行くが、だれも救う者はない。
それゆえ林から、ししが出てきて彼らを殺し、 荒野から、おおかみが出てきて彼らを滅ぼす。 ひょうは彼らの町々をねらっている。 そこから出る者はみな裂かれる。 彼らの罪が多く、 その背信がはなはだしいからである。
彼はわたしに対して待ち伏せするくまのように、 潜み隠れるししのように、
ししがほえる、 だれが恐れないでいられよう。 主なる神が語られる、 だれが預言しないでいられよう」。
ししがもし獲物がなかったなら、 林の中でほえるだろうか。 若いししがもし物をつかまなかったなら、 その穴から声を出すだろうか。
彼は言った、 「主はシオンからほえ、 エルサレムから声を出される。 牧者の牧場は嘆き、 カルメルの頂は枯れる」。
主は勇士のように出て行き、 いくさ人のように熱心を起し、 ときの声をあげて呼ばわり、 その敵にむかって大能をあらわされる。
わたしの見たこの獣はひょうに似ており、その足はくまの足のようで、その口はししの口のようであった。龍は自分の力と位と大いなる権威とを、この獣に与えた。
もし頭をあげれば、 あなたは、ししのようにわたしを追い、 わたしにむかって再びくすしき力をあらわされる。
ししのように彼はその巣を出た。 主のつるぎと、その激しい怒りによって、 彼らの地は荒れ地となった」。